【マイ七味】スパイス・香辛料を自分好みに調合。老舗”八幡屋礒五郎”の七味唐辛子。

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「マイ七味」スパイス・香辛料を自分好みに調合。

「マイ七味」

そんな言葉をご存知だろうか。

七味の入った小さな容器を持ち歩き、お弁当や外食先で七味をかけて食す。

スーパーで購入できる有名なスパイス会社のものから専門店で自分好みに調合してもらったものまで様々だ。

なぜそれほど七味は人を魅了するのだろうか。

一つの理由として『七味』という香辛料は日本独自のものだからだ。

その発祥は古く1625年(寛永2年)までさかのぼる。現在の両国橋あたりに店を構えた「やげん堀」が漢方の知識を用いて開発したのが最初の七味唐辛子の「七色唐辛子」だ。

「やげん堀」の「七色唐辛子」の材料は、生の赤唐辛子、煎った赤唐辛子、粉山椒、黒胡麻、けしの実、麻の実、陳皮(ちんぴ)の七種類の薬味だ。これは「やげん堀」の調合であって、日本三大七味の残りの2つである京都の「七味家本舗」、長野の「八幡屋礒五郎」はまた調合が変わる。

「七味家本舗」は、唐辛子、山椒、麻の実、白胡麻、黒胡麻、青のり、青紫蘇。

「八幡屋礒五郎」は、唐辛子、山椒、生姜、麻の実、胡麻、陳皮、紫蘇。

八幡屋礒五郎の七味唐辛子を構成する素材

そう、七味は薬味の種類や原材料の数に決まりがないのでメーカーによって味が大きく変わるのだ。

また、「やげん堀」と「八幡屋礒五郎」は店舗で自分の好みの味の七味をカスタムすることができる。

筆者が住んでいる長野市に本店がある「八幡屋礒五郎」のわがまま調合コースはなんと39種類(2/18時点)の薬味から自分好みの味を作り出すことができる。その中にはクミンやバジルもあるから驚きだ。またスパイスを混ぜたチョコレートやマカロン、ジェラートも販売している。

以前、店舗に足を運んだ時に七味チョコレートの存在を知り、学生の時に見た映画「ショコラ」のワンシーンを思い出した。主人公のヴィアンヌが元気のない大家さんにホットチョコレートを出すときに上にチリ(唐辛子)をかけるのだ。

日本でも元気になりたい時に辛いものが食べたくなるとよく耳にするが、映画の舞台のフランスも同じのようだ。実際、血行・血流をよくしたり、食欲を増進したりする効能があるようだ。そのためか、将軍家に献上されていたことも。

漢方の知識から作られた七味唐辛子。その伝統は守りつつも新しい味に挑戦する老舗。

また、日本食ブームの波に乗り海外でも「NANAMI」と呼ばれ広まっている。歴史が知れた今、次に七味を味わうときは違った味わいを感じるかも知れない。

休みの日に知人を誘って「マイ七味」を作りに行ってみようかな。

なぜ、海外では「NANAMI」と呼ばれるのか。

七味唐辛子。日本人からすると(しちみとうがらし)と読むのが一般的であり、スーパーなどでも同表記の商品を見かける。

一味唐辛子。一種類の唐辛子を粉にしたもの。これは(いちみとうがらし)と読むのが一般的だと思う。

【SHICHIMI】 と 【ICHIMI】

文字列としても似ている2つの単語。日本人なら容易に発音できて聞き分けることが可能であるが、日本語を使わない方々にとっては混同しやすい発音のため、七味唐辛子については食品メーカーが海外向けの商品名を【NANAMI】として表記して区分したことで浸透したと言われている。

唐辛子以外にも、似た発音の言葉に間違って聞こえないように海外向けの商品名を変更したものがあるので、お時間ある際に探してみては。

八幡屋礒五郎2022年限定モデル「御開帳缶」

【七年に一度の盛儀】長野・善光寺の御開帳

善光寺の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」は、中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩(せいしぼさつ)が並んでいます。
しかし、普段は直接お姿を拝むことはできず、絶対秘仏とされています。
数え年で七年に一度、御本尊と同じお姿をした前立本尊を公開するのが「御開帳」です。

『令和4年善光寺前立本尊御開帳』
〇期間 4月3日(日)~6月29日(水)【88日間】
〇主な行事
・遷座式      4月 2日(土)
・開闢大法要    4月 3日(日)
・中日庭儀大法要  
   浄土宗    4月23日(土)
   天台宗    5月 7日(土)
・結願大法要    6月29日(水)
・還座式      6月30日(木)
善光寺御開帳│令和4年4月3日(日)-6月29日(水)
令和4年春、いよいよ善光寺御開帳が幕を開けます。七年に一度の盛儀。秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。仏都の春、御仏とのありがたいご縁が生まれます。

前回の御開帳は2015年に行われました。本来であれば2021年に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスが終息しない状況を受けて1年間の延期となり2022年に行われます。

感染拡大による延期により、寅と申の年に行われる諏訪大社の天下の大祭「御柱祭」と同年開催が実現した。祭りについては後述の通りですが、これは長野にとっては特別なことであり、盆と正月が一気に来たと例えても良いくらいかもしれません。新型コロナウイルスの感染対策は十分に講じた上で、皆さんもぜひ信州へ目を向け訪れていただきたいです。

八幡屋礒五郎2022年限定モデル「御開帳缶」

その年にふさわしい絵柄に変えた限定缶

2022年は七年に一度の盛儀である【善光寺前立本尊御開帳】ということで、イヤーモデルは中日庭儀大法要を描いた「御開帳缶」となっています。ぜひ、善光寺へのお参りの際には八幡屋礒五郎本店に立ち寄ってチェックしてみてくださいね。

八幡屋礒五郎 七味唐辛子 左:定番モデル 右:2022イヤーモデル「御開帳缶」
八幡屋礒五郎 七味唐辛子 左:定番モデル 右:2022イヤーモデル「御開帳缶」

【平安時代から続く神事】奇祭とも称される、諏訪大社の御柱祭(おんばしらまつり)

信州・諏訪地方にて、七年に一度、寅と申の年に行われるの天下の大祭「御柱祭」。

正式名称を「式年造営御柱大祭」といい、その全てが諏訪の氏子の奉仕によって執り行われる諏訪大社最大の神事です。起源や由緒などは詳らかでありませんが遡ること1200年以上、最初の記録は平安初期と残されています。

御柱祭 ONBASHIRA in SUWA
7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年造営御柱大祭」。宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事は通称「御柱祭」と呼ばれ、諏訪大社(すわたいしゃ)の中でも最大にして最も重要な神事とされています。1200年以上も連綿と受け継がれ、諏訪6市町村の氏子たちが奉仕する御
○上社御柱祭
山出し 4月2日(土)、3日(日)、4日(月)
里曳き 5月3日(火)、4日(水)、5日(木)
宝殿遷座祭 6月15日(水)
○下社御柱祭
山出し 4月8日(金)、9日(土)、10日(日)
里曳き 5月14日(土)、15日(日)、16日(月)
宝殿遷座祭 5月13日(金)

※新型コロナウイルス感染症の影響で日程や観覧様式が変更となる可能性もあります。詳細は公式ページをご確認ください。

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